新たにお仏壇を迎える方、
新しいご本尊をお迎えする方、
最近ご家族を亡くされた方へ。
新居へのお仏壇の引っ越し、お仏壇を買い改める方もご覧ください。
お仏壇は、ご本尊である阿弥陀如来さまを安置するためのものです。
(ですので「お仏壇を買う」というよりは、正しくは「ご本尊をお迎えする」と言う方がスマートです。浄土真宗では「お性根いれ」とは言いません)
こちらをご覧の方は、何らかのご縁によってご本尊をお迎えすることとなり、何をどのようにすれば良いのか戸惑っている、という方も多いかと思います。
お仏壇というのは、家庭の依りどころとなっていくものです。
実は、亡くなった人のためのものではないのです。
私たち自身が向き合っていくのがお仏壇です。
日頃から、感謝の手を合わせて頂くことで、我が身をかえりみて、これからの私たちの行く末を教えて頂く。そして阿弥陀如来さまの願いというものが、亡き方をご縁として、お仏壇を通してこの私に届いてきます。
忙しい現代社会ですが、一日のなかのほんの数分です。
心静かに手を合わせる、このご縁を大切にして頂きたいと念じております。
次のことをご留意のうえで、仏壇店へ行って下さい。
事前にお寺に相談頂くと安心かと思います。
お仏壇(ご本尊)をお迎えして、まず最初に「入仏法要」をお勤めします。「開眼法要(供養)」とか「お性根入れ(おしょうねいれ)」とは言いません。
「ご本尊(お仏壇)をお迎えするので入仏法要をお願いします」と、日時をご相談ください。
日の良し悪し(大安や仏滅など)は関係ありません。
お飾りは、ある程度、できる範囲で構いません。
この法要の際に、お仏壇とはどういうものか、お飾りの仕方、日頃の向き合い方などもお話させていただきますのでご安心ください。
誰もが初めてのことで心配もおありでしょうが、これから少しずつ、少しずつお仏壇と向き合っていくご縁を喜んでいくのが入仏法要です。
難しく考えることはありません。
まずはお仏壇に、ご本尊の阿弥陀如来さまに手を合わせることから始めて下さい。
お掃除をし、日頃から手を合わせることを大切にして下さい。
▶こちら(日頃のお勤め)もご覧ください。