定秀寺について

山号

蓮華峯

寺号

定秀寺

宗派

浄土真宗(本願寺派)

本尊

阿弥陀如来(南無阿弥陀仏)

下がり藤(西六条藤)
下がり藤(西六条藤)

 定秀寺(じょうしゅうじ)は愛媛県松山市、三津浜の地にある浄土真宗のお寺です。宗派は、浄土真宗本願寺派(お西、西本願寺)です。

 山号を蓮華峯(れんげほう)といい、合わせて「蓮華峯 定秀寺」と呼びます。

 河野通定が、大永二年(1522年)に本願寺第九代門主 実如上人より、蓮如上人筆の十字名号を賜り、仏法僧の三宝を住持(じゅうじ)してから数えると、およそ500年の歴史を歩むお寺です。

◇◇◇

 

 定秀寺の前身は、河野通定と河野通秀が、天正元年(1573年)に旧北条市、中西の地の「蓮華室」と名付けられた屋敷において、お念仏の「み教え」を風早の人々に教化することから始まったと伝えられています。

 慶長十年(1605年)3月、松山城主加藤嘉明の招請により、海路の要所である三津浜(現在地)に、寺基を移転しました。

 寛永十年(1633年)4月、本願寺第十三代 良如上人から石山合戦における、通定と通秀の功により、二人の名前を取り「定秀寺」の寺号を賜りました。

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